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ある先輩のお話

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リハビリテーション
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こんにちは。physical太郎です。

今回は、私が昔お世話になった先輩について思い出したので、お話しします。

良い点悪い点も、学ぶことがあり、現在の私の基盤となっているので、ぜひ参考になればと思います。

 

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私が最も尊敬している先輩

私には、現在の職場を超えて、さまざまな場所に尊敬している理学療法士の先輩がいます。

中には学生時代からお世話になっている先輩もおり、日頃も臨床の相談から私生活の相談まで乗っていただいております。

 

今回お話しするのは、元々同じ職場で働き、臨床の基礎を叩き込んでくれた先輩です。

その方は認定理学療法士の資格を取得していますが、その認定分野にとらわれることなく、さまざまな場面にお詳しい方です。

そのくらい勉強したのでしょう。

私はその人と同じ職場になり、最初の1ヶ月のうちに、

あ、あの人すごいかも・・・。

と衝撃を受けるような臨床現場を見かけ、すぐに声をかけさせていただきました。

考え方から実技まで、幅広く学ぶことができ、最終的には同じ部署で勤めることができ、かつ患者を送り合い、互いに向上できるような関係になれたかと思います。

現在は、職場は違うのですが、最終日には

もっと一緒にやりたかったね。

なんて言葉をいただき、とても辛かったのを覚えています。

 

 

そんな先輩にも

さて、そんな先輩にも、もちろん良い出来事や悪い出来事はありました。

尊敬だけがすべてではありません

医療は批判的吟味が必要です。

私にとっては尊敬に値する先輩でしたが、職場にとってはそうではないこともありました。

そんな先輩から学んだ良い点と悪い点について、考察していきます。

 

 

先輩の良い点

良い点はたくさんあります笑

ですがその中で抜粋して1つだけ挙げさせていただきます。

これは私の臨床でも常に意識していることです。

それは、

その人を見る

ということです。

これって、当たり前のように感じますが、実際症例発表などをみると、できていないことが多いのです。

その人の何を見るのか。例としては、

  • 動作
  • 性格
  • 家族状況
  • ライフスタイル
  • 趣味活動
  • 生活環境

などなど。このように挙げてみると当たり前ですよね。

でも実際によくみるのは、

  • 教科書通りに当てはめた動作分析
  • 脳画像から予測したのみの高次脳機能障害
  • 一個人というよりは、障害者という目線
  • あくまでリハビリを目的に来ている患者であって、医療者の言うことは聞かなければならないという偏見
  • 決まりきった、環境と障害の転倒リスクのテンプレート

当てはまることはありませんか?新人の頃の私はもうこれらに当てはまりまくりでした。

この先輩は、決まりきった動作分析はしません。医療者の立場なんて考えません。患者を一個人として考え、その人の動きの中で何が効率的な動きなのか、それをその人の生活にどう活かせば良いのか、常に細かく考えます。

自主練習や退院時指導なんて、患者それぞれで異なるのは当たり前なので、一人一人文書や指導書を作ります

同じ書類を使い回している人いませんか?

動作に対して同じような指導をしていませんか?

その人によって考え方はさまざまです。感じ方もさまざまです。同じような接し方ではダメな場合もたくさんあります。

 

こんな考え方をするようになったのは、この先輩のおかげです。

 

 

先輩の悪い点

さて、先輩の悪かった点もあるのです。

それは患者に寄り添う部分が強すぎて、職場の人間関係が悪化してしまったことです。

こんなことがありました。

  • ペアを組んでいるリハに対して、評価が不十分のため強い口調でやり直しをさせる
  • 担当外の患者に対して、勝手に異なるリハビリをしてしまう
  • 後輩指導が強すぎて、後輩のメンタルが病んでしまう

その先輩は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、の立場で患者のことを考えることができました。そのため、チーム医療を考える際に、他職種に対しての要求が大きいのです。それを共有する、協力する、という形で取り組むことができればとても良いのですが、その先輩は、評価が不十分だから考え直してください、というように当たりが強い接し方をしていたのです。

確かに論理的考えで、おそらく間違ってはいなかったと思います。常に患者目線ですから。ですが、他職種と協力するということも大事です。だってその患者につきっきりというわけにはいかないのですから。

 

また、他患者に対して勝手な治療をしてしまう点については、このように練習したら玄関の上がり框を登ることができるから、もう少し練習しましょうというようなことでした。一見問題ないように思えましたが、その患者はあと2週後に退院の片麻痺者。おそらく登ることができないまま、退院となってしまい、玄関に昇降リフトを導入していました。今後のリハビリでの目標となれば良いのですが、その患者はできるまで退院しないと言い始めました。

これなかなか難しい問題です。最大限の能力を引き出す可能性がある点と、退院後の生活とそれまでの時期を考慮すると、勧めるべき選択だったのかは私も迷います。

 

後輩指導の問題に関しては、なんとなく見えてきますか?そう、この先輩は厳しい人なのです。そのため後輩への指摘も強すぎて、数名の職場リタイアが出てしまいました。この点に関しては、後輩かわいそうとなりましたが、先輩の言い分は正直、間違ってはいないと感じていたので、これまた私にとっては難しい問題かと思います。

 

 

 

 

 

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